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Bigbeatのひとたち 2014.11.26 一期一会の旅

酒は呑めばいいってもんじゃない、ましてや呑まれるもんでない― 
『ビッグビート クリエイティブディレクター tutumi、一期一会の旅』

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世の中はおもしろい。そう思い始めたのはハタチくらいだった。

映画を撮りたい!と、 tutumi少年は、学校を出てからすぐに、 映画業界や監督にアプローチ。そんな日々を過ごすうち、いつしか気が付いた。酒場にいけば、おもしろいオトナがいる。知らないことに出会える、面白い話が聞ける、スリリングな経験ができる。

「今日はあそこのお店じゃないかしら」
いつしか自然と撮影監督姫田真佐久氏のカバン持ちのようなことをしていたtutumi少年。事務所に電話をして、監督を追いかけては、テーブルを拭き拭き、ビールを注ぎ、タバコに火をつけた。

酒場では大のオトナが、延々と論破し合っている。オモシロイ。酒に酔っていてはだめだ、聞き逃してしまう。tutumi少年は 酔ったふりをしながら、必死だった。

そんな風に始まったお酒と、お酒の場との付き合い。20代後半で大人にたかるプロになった、と振り返る。

それから、自分の稼ぎで呑めるようになった元少年も気付けば50代。
ふと逆の立場になっていることに気が付いた。
酒場ぴかぴかの若者を見ると、当時の自分を思い出す。

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元少年は現在も挑戦し続ける。降りたことのない駅で一番やばそうなスナックを巡る一期一会の旅。
勝ったり負けたりの旅、負けることのほうが、得るものは多い。
あそこでこう言ったほうがよかったかな、次はこんな切り替えしで行こう。

「気心の知れた仲間とわいわいやるのも楽しいんだけど、そこまでなんだよね。
若いうちは、失敗してもいいから、おもしろがって、その【場】に行ってみたらいい。
仕事に活かそうなんて思わなくていいから。」

ピカピカのクリエーティブディレクターは、まだ自らを磨き続けている。
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