ニシタイ 西葛西駅前タイムズ

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役員金子:AIDMAアドマンの独り言 2017.04.11 「絶叫は、ジェットコースターとオバケ屋敷だけにしよう!」

広告という仕事はプロジェクト単位で進めるものが多く、一話完結型と言えるかもしれない。

そういう意味でもイベントという仕事はメリハリがあって好きだ。

イベントの準備には、もの凄い時間とエネルギーとリソースを使って組み上げていく。

多くの人たちがひとつのゴールに向かって全力疾走していくのである。

現場の木工部材の匂い、部材を打ち付ける音、華やかな光と音の演出によるリハーサルの緊張感は堪らない。

明日からナニが始まるのか?

来場者は、どんな顔をするだろうか?を考えると思わずニヤニヤしてしまうのだ。

イベント前日の私はハイなのである。
 
そんな思いで準備してきたにもかかわらず、

かく言う私も、ブースに立つと目の色を変えてリード獲得に必死だったりする(嗚呼……)

大声で「○○会社ブースでございまーす!」とだけ連呼していたりする(これは何が伝えたいんだろう?と反省しきりである……)
 
見たいと思って来てくれた人、見てもらいたいと思っている人に見てもらうブースであってよいのではないか?

そもそもそれが展示会の本質的なあり方で

たまたまブースの前を通りかかった人の手を引かんばかりにアンケートに記入させて、どれだけの結果につながっているのだろう?
 
一般的に展示会という場は、新製品のお披露目の場であることが多い。

ちょっと前の話になるが、あるIT企業の展示ブースでも最新バージョンの紹介を「どうだっ!」とやっていたことがある。

それはそれで素晴らしいデモなのだが、来場者には自分の仕事に活かせるというイメージが湧かなかったようだ。

そもそもこれだけの最先端の機能をフルに使って仕事をしている人がどれだけいるのか?ということだ。

その反省を踏まえて次の展示会では、「誰に何を見てもらいたいのか?」という視点で考えてみた。

多くのユーザーが実際に活用している初歩的なコンテンツにし、プレゼンも技術者の方にやってもらった。

来場者の「実はこれが知りたかったんですよね?」を見せたのだ。

大きな反響が起きた。

まさにエクスペリエンスだ。

それが顧客とのエンゲージメントになり、ブランドになっていくのだ。

さらに、そこで得られたリードの質はこれまでとはまったく違うものになるはずだ。
 
イベントはダイレクトにお客様の顔と声を目の前で受け止めることが出来る唯一のメディアなのだ。

TVや新聞、雑誌では顔が見えないのである。

デジタルな時代でインタラクティブになったとは言え、

その手があったかっ!という顔も、ガッカリした表情もつかむことは出来ないのである。

多くのブースでは残念ながらその折角の機会を活かせていないように感じる。

展示会をコンテンツにしよう!

そうすれば社名を絶叫するだけのブースではなくなるはずだ。

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