ニシタイ 西葛西駅前タイムズ

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代表濱口:広告業界の片隅で 2017.09.22 旅は道連れ世は情け!その2

20歳の頃のように『バックパックでドミトリーを泊まり歩く』みたいな旅はさすがに勇気がないのですが、50歳をすぎ、まあまあ自由な旅を再開しました。
 
暮らすように一箇所に長期滞在するとか、行きと帰りの日程はFIXでも現地での動きは大雑把に決めるだけ。
いきあたりばったり、移動はレンタカーの旅です。

 
昨年はアメリカンロードムービーを気取り、アメリカ大陸を3千数百キロほどドライブしました。

行きたいところ満載でドライブルートは迷いに迷ったのですが、ロスから内陸へ。デスバレー、ヨセミテ、そして西海岸、海沿いのハイウェイをサンディエゴまでモーテルに泊まりながらドライブしました。

山火事の影響でガソリンスタンドが閉まっていてガス欠のピンチ。
大きなイベントがあり泊まれるホテルがない!

など、ドキドキすることも多かったのですが楽しかったです。


この夏は英国を北から南、スコットランドからロンドンへとドライブ。
ゴルフとブリテッシュロックと飲酒、なかでもジンとウイスキーが大好物でありますので、聖地巡礼の旅です。

スコットランドの独立騒動、EUからの離脱、移民の問題、テロ多発などなど。

日本とは繋がりが深い国であり、多くの影響も受けながら、それらの問題がイマイチ実感できていなかったのですが、ほんの少し垣間見ることができました。

やはり『LocalとGlobal』の問題のように感じます。

17~18世紀ころ、日本は鎖国によりある意味平和な文化を築いた江戸時代。英国は我が国とは真逆、つまり大航海の歴史を創りました。同じ島国であり、同じような歴史(内乱と統一)を持ちながら当時の為政者は真逆の選択をしたのです。

大航海の選択は、良くも悪くも世界中の人々に大きな影響を与えました。英国で生まれた文化やファッション、スポーツなど多くのものが英国から世界中に広まりました。経済や政治の仕組みも英国に習う国が多いですね、日本のみならず。

尊敬すべき国であり、見方を変えればえらく迷惑な国でもあったことでしょう。


スコットランド、セントアンドリュースという小さな街にある世界最古のゴルフ場、オールドコースが出来たのは『16世紀頃』らしいです。コースデザイナーは『GOD』と記されています。

海沿いの、そのゴルフコースを訪ねました。


17番グリーン 夕暮れというかすでに21時すぎ

この、世界で一番有名なゴルフ場は街中の公園のように、驚くほど低い敷居で出迎えてくれました。
日曜日、オールドコースは休場で中を自由に散歩出来ます。

500年近くの間、いったい何人のゴルファーがここでどんな想いでプレイをしたのだろう。

『ホテル越えティーショットの17番』
『このバンカーは中島プロが…』
『18番グリーン手前の罪の谷は意外と傾斜があるなぁ…』

など、色んなシーンの舞台に立てます。早朝、午後、日没前そして夜のオールドコースを歩きました。


トミーズバンカー



ホテル超えティーショットはこんな感じ


あまりにも有名なスウィルカン・ブリッジ

100年先のゴルファーはどんなクラブでプレイしているのでしょう?
どれだけ進化しても1メートルのショートパットがゴルファーを悩まし続けている事は間違いないはずです。500年前も今も同じように。


ラウンドアバウトで何度かしくじりつつも、スコットランドからピーターラビットやワーズワースなど、私にはまるで似合わない湖水地方へとドライブ。この辺りはイギリスでもっとも美しい景色とのことです。ゴルフとロックとジンの旅からいっときのメルヘンチック!それも悪くはないなぁ、と自然の景観と旧い街並みを楽しみました。


湖水地方 ウィンダミア湖


そんな旧いいくつかの街で泊まった宿の中でもとびきり古いホテル(いやマナーハウスというらしい)。

いつできたの?「How old ?」とフロントのオネエさん(推定 妹くらい?)に尋ねると

「なによいきなり、26歳よ!」と言うオヤジ期待の切り返しは残念ながらなく、
「フォティーンセンチュリー!」


14世紀の建物がホテルに

14世紀か、日本は何時代だ?とググりました。

その600年ほど昔の建物で、お部屋にあったダイソンのドライヤーで雨にやられたスニーカーを乾かしながら歴史の世界を旅していたら、お気に入りのニューバランスを少し焦がしました。


ゴルフ聖地の次はロック聖地、ビートルズの故郷リバプールへ。
リバプールが港町とは知っていましたが、旅情のある港町ではなく、殺風景な街でした。
世界遺産のアルバートドックとビートルズの街。


リバプールの街

ビートルズは1962年、私がこの世に生をいただいた年に『LOVE ME DO』でデビュー。
しかも初期の頃のLIVEのタイトルは『BIG BEAT』。
これは何かのご縁、というよりは運命であろうと勝手に思っておる次第です。

デビュー当時演奏していたキャバーンクラブを再現したステージはおそろしく小さなものでした。


初期のビートルズのライブポスター


キャバーンクラブのステージを再現



さらに色んな街をドライブしつつ、相変わらず高速道路のラウンドアバウトと土砂降り雨に手こずりながら、最終目的地であるロンドンに到着しました。


アビーロード

すると40年来の中学高校の同級生からメールが。
「Facebookみた。オレも今ロンドンにおる。オリンピアという最古の展示会場でビアフェスイベントやってる。お前は広告屋でそのうえ酒飲み。そんなら今夜はここに来るしかなかろう!一緒に飲もう!」
という、心トキメク誘いでした。


最古の展示会場オリンピアが巨大なビアバーに

高知の旧友とロンドンで突然再会するというのはデジタル、SNSの時代ならではの醍醐味。

しかも40周年のビアフェス。

ならばやる事は世界中どこでもかわらず、『大酒呑んでそしてシメのラーメン』アホですねぇ…






スコットランドや途中で訪ねた街と、ロンドンの風景はずいぶん異なりました。
イギリスらしい古い街並みは同じですが、大都会に溢れる人々とその人種の多様さです。

テロが多発する大都会のあちこちに『London is Open!』のスローガンが掲げられています。
長い歴史をもつ成熟した国、そして隣国との関係性が多様であり、その中でかつては積極的に移民を受け入れたイギリス。

このプライドの高い国の未来創り、政治はなかなか困難を極めるだろうなぁ、と感じました。

『LocalとGlobal』そして『LiveとDigital』は今の時代の素晴らしさであり同時に大変な時代のキーワードであろうと、まさにセントアンドリュースとロンドンで、故郷高知と日々を暮らしている東京で、感じる次第です。

そんな時代こそ『旅は道連れ世は情け』でありますね。
お付き合いありがとうございました。


セントアンドリュースのキャディ ジョンさんと
 
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