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〈チーターデジタル株式会社 x ビッグビート〉

自社の理念を形にする、未来を感じるカンファレンスの演出

「Dedicated to Marketers (マーケターの成功のために。)」の理念に基づき、日本及び 世界中でマーケティングソリューションを提供し、マーケターをサポートするチーターデジタル株式会社。今回、渋谷ストリームホールで行われた日本市場向けの新たなソリューションのローンチイベント「NEW Cheetah Digital Japan Opening Event」の特徴やこだわったポイントを副社長 兼 CMO  加藤 希尊 様、マーケティング Field Marketing Manager 坂居 広行 様にお伺いしました。



 副社長 兼 CMO 加藤 希尊 様(写真左)、マーケティング Field Marketing Manager 坂居 広行 様(写真右)

 Q:今回のイベントを開催した経緯をお聞かせください

加藤様:
「NEW Cheetah Digital Japan Opening Event」は、新製品の発表と新しい経営体制の2つの点を社外の方々にお伝えするために開催しました。新製品である「Customer Engagement Suite」はアメリカですでにローンチされていたのですが、日本市場向けにもローンチすることが決定していました。また、昨年の分社化と、私を含めた新たな経営陣が参画し、「Dedicated to Marketers (マーケターの成功のために。)」をより追求する体制となった新しいチーターデジタルを社外の方々に知っていただく場として考えたのです。

坂居様:
社内的な側面でも開催目的はありました。
アメリカ本社での新製品ローンチイベントを体験している人は日本でも少ないのですが、加藤と私は現場にいましたので、そのワクワク感を実際に感じることができました。
ただ、多くの社員は、新製品によってプラットフォームが新しくなることは理解できているものの、経営体制が大きく変わった現状に対して期待と不安が入り混じった状態になっていました。むしろ、不安の方が大きかったかもしれません。そこで、米国本社と日本法人、それぞれの経営陣から直接チーターデジタルのこれからの話をしてもらうことで、社内の士気を高めようとしたのです。


Q:今回のイベントのゴールを教えてください

加藤様:
一言で言えば、「登場感」を来場者様には感じていただきたいと考えていました。

今回のイベントは、日本のマーケターが抱える課題である「人口減少下での新規顧客の獲得」「個人情報取得の規制」。これらを解決するための重要な考え方をご紹介し、その課題を解決する具体的な方法として新製品と新しいチーターデジタルの体制を知っていただくための場です。
そのために、本国のローンチイベントをそのまま再現するのではなく、日本向けに「世の中の関心事」、「マーケターの関心事」、「新製品のケイパビリティ」の3つをリンクさせた状態で来場者様に持ち帰っていただきたかったんです。

もちろん定量的な目標として、営業観点からどれだけ案件に結びつけられるか意識はしました。ただそれ以上に、来場者様が中身のコンテンツにしっかり満足していただき、今回のイベントを話題にしていただくような「イベント後の波及」を重視しました。


Q:実施までのプロセスを教えてください

坂居様:
ビッグビートさんとは2年ほど前からお付き合いが始まり、いくつか案件をお願いさせていただいていました。特に、担当の石塚さんには様々な案件を担当していただいています。そのため、信頼感は揺るぎないものがありましたが、今回のイベントのように、企画の根本部分から関わってもらうのは初めての試みでした。
加えて、私自身も日本にはあまり浸透していない、「ゼロパーティデータ」「ロイヤルティマーケティング」などの考え方や新製品などを紹介することは経験として多くはありませんでした。キックオフ当初は、何をどう紹介していけば良いかハッキリとした見通しが立てられてはいなかったです。私や石塚さんも“どのようにして新しさを紹介するか”ということばかりに目がいっていました。そのため、最初に石塚さんからご提案いただいたプランも、よく考えられていましたが「どう新しさを見せるかの演出」に終始しており、私の中でしっくり来るものはありませんでした。

そこで、新しさを追い続けるだけでなく、自社の理念である「Dedicated to Marketers (マーケターの成功のために。)」に立ち戻ることで、“新しさ”と“今までの自分たちが大事にしてきたこと”を両立するためには、どのような演出にすれば良いかという課題に絞ったんです。そこからはお互いに議論もスムーズに進行することができましたね。
石塚さんには、こうした考えについてのディスカッションや製品理解も積極的にしていただけました。おかげでお互いに密なコミュニケーションをとることができ、徐々に認識を合わせることができました。

具体的な演出としては、イベントで使用した渋谷ストリームホールがライブハウスで使うような場所であったため、BtoB企業のイベントで珍しいLIVE感のある演出をしようという話になりました。どのようにしてLIVE感を出すかという点で、石塚さんから、オープニングアタック映像やキーノートセッションでの登場にスモークをたいた演出をしていただき、照明もエンターテイメントよりの演出にしていただいたりと、様々な提案をいただきました。

Q:講演後にアフターパーティが開催されましたが、演出はどのような形を目指したのでしょうか。

加藤さん:
今までチーターデジタルとお取引がない方々も多くいらっしゃる場だったので、製品デモブースを設置して気軽に質問できるような環境づくりや、来場者どうしが交流し、横の関係が生まれるような場を目指しました。しかし、会場がガランとした印象があったので、どのように演出するかは課題になっていました。ここも石塚さんに演出のご提案をいただきました。

石塚:
ただ単に華やかさを演出するのではなく、講演で感じた未来への興奮やチーターデジタルさんへの期待感を引き続きアフターパーティでも感じ、話が盛り上がるような場の演出をしたいと考えました。そこで、場の華やかさに加えて、会場全体でチーターデジタルの世界観をどう感じていただくか工夫をしました。
例えば、今回コンクリートの打ちっぱなしの会場だったので、全体的に彩りをつけるために照明や花を設置したのですが、単純に派手な色を使って華やかさを演出することはしませんでした。チーターデジタルさんの世界観の表現のために、使う色はブランドカラーで統一。他にも、会話がしやすいようにケータリングはピンチョス形式にしたり、ケータリングのメニュー表や、ピンチョスに刺す爪楊枝の旗にもブランドロゴをプリントするなど、来ていただいた方々にチーターデジタルの世界観を随所で楽しめるような工夫をしました。

加藤様:
石塚さんには、全体を通して弊社のマーケティング担当の様に実行してもらう姿勢を感じることができました。最低限のコミットメントだけでなく、それ以上に自分のことのように案件に対して向き合ってくれる。そうした姿勢だからこそ、自分も提案に対して本気で向き合い、意見することができたのです。


Q:イベントの結果はいかがでしたか?

加藤様:
イベント後の1番の変化は社員の反応です。イベント前に新製品のローンチについて話していた時のリアクションと、イベント後に同じ内容について話をした時のリアクションは全く異なりました。イベントでの経験や、終了後のメディアの反応を通して、自分たちの方向性に確信を持てたことで、今まで以上に私たちの言葉に対して信頼をしてくれるようになりましたね。

坂居様:
社外からは弊社の考えに共感いただいたご来場者様から、イベント後に新しい製品やサービスの提案をさせていただく機会を多くいただきました。また複数メディアにイベント開催の記事が掲載され、イベント数時間後にAdverTimesには掲載いただくなど、非常に話題性の高いイベントになったと感じています。


Q:最後に今後の展望をお聞かせください。

加藤様:
今までと変わらず「Dedicated to Marketers (マーケターの成功のために。)」を追求し続けることです。
外部環境が変わり続ける今だからこそ、マーケターの成功をきちんと定義し、実現までサポートする。チーターデジタルならそれを実現することができると考えていますし、これからも追い続けていきたいと思います。

坂居様:
これからアドバイザリーボードやコミュニティが始動するなど、勢いは今まで以上に増して行きますが、全ては理念の追求のためです。一歩ずつ、これからも追い続けていきたいと思います。

 
ーありがとうございました。

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